本日、間伐材を桐生木材ヤードに出荷しました。
さて、今月から増税メガネによる天下の悪法「インボイス制度」がスタートしました。
我々の自伐林業仲間の多くも泣く泣く登録させられることになりました。
これまで売り上げ1,000万円以下の事業者は消費税の納税が免除されてきました。
これを消費者からの「預かり消費税の納税を免除されている」いわゆる「益税」とばかり思わされてきましたが、今回増税メガネのお陰でずーっと政府に騙されてきたことを理解できました。
自伐林家の丸太の売り上げ額は頑張っても精々年400万円程度、インボイスに登録するとその10%(40万円)の納税義務が生じることになり、例え赤字であっても納めなければならなくなります。
私たちが何かを購入する際、税込み価格で考えています。つまりその価格がその商品の価値であって、その11分の1が消費税として計算されているだけです。
なので、消費者が払っている消費税とは、あくまでも商品の価値の一部に過ぎず、納税者は消費者ではなく事業者であって、消費税法にもそのように明確に記されています。
つまり、預かり税などではなく、「売上税または付加価値税」なわけで、例え赤字であっても納めなければならないとんでもない税金です。
物価高騰で生活が苦しい中、小規模事業者を根絶やしにしようとするインボイス制度には断固反対です!
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