桐生市の現場もいよいよ最後の後片付けに入りました。
あとは、最後に出荷するだけです。
来年度からは、「ボランティア団体」を完全に卒業し、いち企業として事業活動を実施していくことになります。
さて、近年、これまで私たちが取り組んできたような、いわゆる「自伐型林業」が各地で注目を集めています。
本県では、総務省で実施している地域おこし協力隊制度を活用して、みどり市やみなかみ町、そして前橋市などで自治体ぐるみで力を入れいます。
森林林業で地域活性化を目指した取り組みとして評価できるものと思っています。
小規模自立型を目指す自伐型林業に対して、本県森林林業行政は、県内年間素材生産量50万㎥を目指すなど、集約化と機械化、大規模経営化による皆伐再造林政策など、本会の理念とは真逆の政策を推し進めています。
地域の発展や、産業が発展するには、多種多様な考えを有した人達を認め、受け入れることから始まります。このことは、これまでの歴史からしても明かです。
机上の数字から人への政策変換が求められているのではないでしょうか。
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