本日は森林・山村多面的機能発揮対策群馬県地域協議会(会長 山口栄一)が主催する説明会に参加してきました。
森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業は、これまで全額を国の交付金で賄ってきましたが、来年度からの林野庁の予算削減で、事業費の4分の1については地方自治体負担が求められることになりました。
県はこの負担を市町村に求めているところですが、会場の参加者からは、「県は緑の県民税を徴収しているのに、何故そこから払わないのか!?」「県は市町村にちゃんと説明しているのか!?」「県の職員は森林を知らないのではないか!?」などとした、県森林行政に対する不満の声が相次ぎました。
平成29年度において、同事業の負担金の予算化を考えているとした市町村は、渋川市、沼田市、みどり市、下仁田町、東吾妻町の5市町のみで、水上町は検討中としています。
参加者からの県に対する不満があまりにも激しかったので言いませんでしたが、そもそも、「単なる任意団体である地域協議会が、果たして市町村から負担金を徴収できるのか?」とした重大な疑問が残りました。
それにしても、山口会長がお一人で答弁している姿を見ていて、あまりに気の毒な気分になりました。もしも、会長が不在であったら、誰も質問に答えられずに暴動が起きていたかもしれません;; |