ナラ林からは撤退することにしました。

 地権者の方から「近所の椎茸生産者の方から、ナラ林を山ごと買いたいと言われているがどうしたら良いものか?」とした相談を受けました。
 僕達は10年前から、地権者に代わって下刈りや間伐、放射能検査、作業道開設などを行ってきたところなので、正直、断腸の思いではありますが、年老いた地権者をこれ以上悩ませるのことは僕等の望むところではないので、この山から身を引くことにしました。

 流石に今回の件は堪えました。。。。
 この活動も10年前から始めたことですが、これまで多くの方達が去って行きました。
 「もう俺は知らない!」「勝手にしろ!」「お前は自分のためにやってるんだろ?!」「誰のお蔭でお前はやれてると思ってるんだ?」などなど・・・・散々心無い言葉を浴びせられてきました。
 もうそういう言葉は聞き飽きました。
 自分でも何のためにやっているのかよく分からなくなりました。