第10回森林整備(2008年4月12日)

C材1800kgを積水太田工場へ

作業の効率化が課題に

 マイナス3.9%実行委員会(会長 富田典之)は4月12日(土)、同会設立以来10回目となる森林整備活動を行いました。会員9名と桐生広域森林組合から1名、積水化学工業鰍ゥら4名が参加した今活動では、広葉樹林の下草刈等に加えて、前回(12月1日)搬出した小径木や曲がり材(C材)等を、トラックに積み込み、太田市内にある積水化学工業椛セ田工場へ運びました。今後、それらC材は同工場にてチップ化された後、エコバリューウッド(木質ボード)として生まれ変わり、市場に出ることとなります。

 太田工場に運搬するため、径10Cm以下の原木は長さ30cm以下に、10cmを超えるものは長さ15cm以下に玉切り、トラックに積み込みます。同工場のチッパー(粉砕機)では、それ以上のサイズではチップ化できないとしています。今回の積み込み作業では、午前8名午後10名、実3時間30分の作業時間により、t袋(300kg/袋)6袋分(1800kg)を太田工場へ運搬しました。作業の効率化を図るための研究が求められています。

エコバリューウッドで森林への還元を 

 積水化学工業滑茅部長は、作業終了後の挨拶の中で、「積水化学工業鰍ヘ今回で2回目の参加となっが、参加している皆さんの森林への思いが伝わってきました」としたうえで、「エコバリューウッドを広く世に出し、これまで山に捨てられてきたC材の需要を拡大することで恩返しをしていきたい」と述べました。

 

前回、林内に集積しておいた原木を道路脇に運び出しました。  
   
  径10Cm以下の原木は長さ30cm以下に、10cmを超えるものは長さ15cm以下に玉切りました。
  玉切った原木を積水化学工業鰍フ4t車に積み込んでいきます。
   
 
t袋(300kg/袋)6個分になりました。